「ニトリのマットレスは種類が多すぎる、、、一体どれを買えば良いの?おすすめがあったら教えて欲しいなあ・・・。」
この記事では、↑こんな悩みにお答えします。
- ニトリベッドで失敗しない。
- ニトリで買うべきベッドが分かる。
この記事を書いている僕は、ベッドの研究を始めて3年ほど。
これまでにもベッドに関する記事をいくつか公開していて、今では月に10万人以上の方がこのブログを参考にベッドを選んでいます。
- おすすめのベッド&マットレス、後悔しない選び方のコツ
- 腰痛持ちにおすすめのマットレス【腰痛対策・コイル・ノンコイル】
- コスパ最強の人気マットレスを紹介【10万円以内のおすすめベッド】
- ※ その他の記事はブログ内を検索してみてください。
うちのブログ、なぜかベッド関連のキーワードでGoogle検索の1位を取れてます。
ベッドって色んな企業が広告に力を入れているので、個人のブログで上位を取れるのってかなりレアなはずなんですけど、それってたぶん、Googleさんにうちの情報の質が認められてるのかなー、とか。。
今回もGoogleさんの評価に恥じぬよう真摯にベッドを紹介していきますので、ぜひ参考にしていってください!
ニトリで失敗しないマットレスを選ぶポイント【3つです】
ニトリで買うべきマットレスは限られます。
具体的には、以下の条件に合致するもの。
- その1. コイルマットレスを選ぶ
- その2. 5万円以上費用をかけない
- その3. 詰め物は極力薄い物を選ぶ
その1. ニトリでベッドを買うときは「コイルマットレス」を選ぶのがおすすめです
マットレスには「コイルマットレス」と「ノンコイルマットレス」の2種類があります。
このうち、ニトリでマットレスを買うときは、コイルマットレスを選びましょう。
コイルマットレスとノンコイルマットレスの違い
そもそも、「コイルマットレス」と「ノンコイルマットレス」の違いは分かるでしょうか?
「分からない」という方向けに、別記事に記載した説明を転載しますね。
マットレス博士マットレスには大きく分けて2つある。1つはコイルマットレス。もう1つはノンコイルマットレスじゃ。違いは分かるかの?モットンを知りたい夫うーん・・・、コイルマットレスはコイルが入っていて、ノンコイルマットレスはコイルが入っていない・・・?マットレス博士正解じゃ!よく分かったのう。ちなみに、コイルというのは何か分かっておるのか?モットンを知りたい夫・・・。実はあんまり分かってません。マットレス博士良いじゃろう。簡単に言うとコイルというのはスプリング、バネのことじゃ。圧力をかけると「びよんびよーん」と伸び縮みするアレのことじゃよ。マットレス博士小さいころ、ベッドの上でぴょんぴょん飛び跳ねた経験はないかのぅ?あれがコイルマットレスじゃ。対して、バネの入っていない、ウレタンなどで作られたマットレス。それがノンコイルマットレスじゃ。
お分かりいただけたでしょうか。
簡単に言えば、「バネの有る無し」と考えていただければ十分です。
ノンコイルマットレスは、あえてニトリで買う必要が無い
ニトリは「コイルマットレス」と「ノンコイルマットレス」の両方を取り扱っています。
2018年5月時点で、ニトリの販売するマットレスは「47種類」。価格の幅は「¥1,990〜79,900」です。このうち、敷布団と併用せずにマットレス単体で使用できるノンコイルマットレスは、だいたい「¥15,000〜30,000」の価格に収まります。
この「¥15,000〜¥30,000」という価格幅が問題で、この金額を支払えるのであれば、ノンコイルマットレスを専門に取り扱うメーカーの「より質の高いマットレス」が購入できてしまいます。 例えば以下のような会社ですね。
というわけで、簡単に言うと、「専門的にノンコイルマットレスを作ってる会社はいくらでもあり、価格はニトリと変わらない。だから、ノンコイルマットレスを あえてニトリで選ぶ必要は無い」です。
しかしながら、コイルマットレスとなると話は別。ニトリのコイルマットレスは、他企業のマットレスと比べてめちゃくちゃ安いです。最も安いモデルが「¥5,000前後」なんですが、この価格にして作りがめちゃくちゃしっかりしている。
無視できないのが保証期間です。 その他の無名メーカーからも同じ価格帯のコイルマットレスが出てはいるんですが、ニトリで買うのの何が良いって保証がしっかりしてることなんですよ。この価格で 5年保証 が付いてますからね。さすが大手、このへんのサービスはさすがの一言。
- ニトリでノンコイルマットレスを買うくらいなら、ノンコイルマットレスを専門に取り扱うメーカーの製品を選んだほうが幸せになれます。
- なぜなら、価格に大きな差がない上に、専門性が高いから。
- だけど、コイルマットレスは他社と比べて安いし、しっかり作られている。それに保証期間も長い。
したがって、ニトリではコイルマットレスを選ぶのが吉。
その2. ニトリのベッドには5万円以上出さない(シングルサイズの価格)
その1. の理由と似ているんですが、5万円以上の金額を出すのなら、ニトリではなく、コイルマットレスを専門に取り扱うメーカーの製品を購入できます。
例えば、1949年創業の「フランスベッド」は、国内最大手のマットレスメーカー。日本人の体型や高温多湿の日本に合わせたマットレスを作っています。このフランスベッドの最安価モデルが「¥45,000」。
さらに、1928年に創業して90年間ポケットコイル一筋で生産し続けている「東京ベッド」製のマットレスも5万円台から購入できます。
僕が人からベッドのおすすめを聞かれたときにとりあえず紹介するのもここの「Rev.7シリーズ」。Rev.7の最安価モデルは7万円台ですが、ネット通販を利用すれば割引が適用されることがほとんどなので、だいたい5万円前後で入手できるはず。
したがって、ニトリでマットレスを買うときは5万円以内の製品を選びましょう。
その3. 詰め物は極力薄い物を選ぶ
マットレスの寝心地は使用した期間によって変化します。一般的に「経年劣化」と言いますが、マットレスの劣化は詰め物のヘタリが主な原因。
詰め物には「綿」や「ウレタンフォーム」といった材が使われることが多く、これらは耐久性が非常に低いです。しかも、ウレタンフォームを始めとした詰め物に使われる素材の一部は、空気に触れているだけで劣化するという性質があり、詰め物の厚いマットレスはすぐに寝心地が劣化してしまう可能性が高いので注意が必要です。
有名メーカー製のベッドは、この詰め物の耐久性を上げるために、独自の研究や自社オリジナルの素材を採用しています。その結果、有名メーカー製のベッドは割高になってしまう傾向にあるのですが、安価なベッドを制作するメーカーはこの詰め物の質が低い場合が多いです。
「ニトリの詰め物の質が低い」とは言い切れませんが、価格を見るとあまり期待はできないんじゃないかなぁ、、、というのが僕の考えです。
店頭で寝てみた感覚が気に入って買ったのに、数年以内に寝心地が変わってしまっては残念ですよね。詰め物が薄い物を選べば、極力寝心地は変わりません。
詰め物の持つ「身体あたりの良さ」が欲しいのであれば、ベッドパッドで十分対応可能です。ベッドパッドは交換可能なので劣化を気にせず使えるし、詰め物とは違って当然取り外し可能なので、洗濯できるものも多くあります。
マットレスは詰め物が増えれば増えるほど値段が上がるということもあり、その2.で説明した「5万円以上かけない」という条件をクリアするためにも、ニトリで買うマットレスは詰め物が薄いものを選んでください。
ニトリでおすすめのマットレス【3つです】
先述した条件から、僕のおすすめするマットレスは以下の3つになります。
- ニトリ「シーリー 6940」
- ニトリ「デュアルポケット2」
- ニトリ「Nスリープハード」
ニトリ「シーリー 6940」レビュー
シーリー製のコイルや詰め物に当たる部品を譲り受けて、ニトリが製造しているマットレス。
シーリーは世界3大ベッドメーカー(3S)の一つで、普通に買えばシングルサイズで10万円は軽く超える高級マットレスを扱うメーカーです。その有名メーカー製のパーツを使って組まれたベッドが、5万円以内で手に入る。ニトリ恐るべし、です。
詰め物は決して薄くはないのですが、特殊素材のジェルラテックスや、防水加工の施された特殊な生地が使われている影響で、ウレタン材の劣化を防いで耐久度を向上させています。
コイルは荷重に応じて反発力が変わるポスチャーテックコイルで、耐久性を上げるために2回焼入れを行う「ダブルテンバー加工」が施されています。
マットの硬さは「やや柔らかい〜普通」くらいで、大柄な方(75kg以上)には少し柔らかめの寝心地かもしれません。小柄な方から一般的な体型の方には抜群におすすめできます。
シングルマットレス(6940) ニトリ 【配送員設置】 【5年保証】
ニトリ「デュアルポケット2」レビュー
ポケットコイルが上下2段に分かれて組み込まれており、シングルサイズに合計で1152個ものコイルが搭載されています。ニトリでは最も多いコイル数かな?上段のミニポケットコイルで体圧を分散し、下段のポケットコイルで体をしっかりと持ち上げてくれるので、ホールド感&サポート感の両方が得られる優れたマットレスです。
ベッドを知る人が「上下2段のポケットコイル」と聞くと、3S・シモンズの「ダブルクッションシステム」を思い浮かべると思います。あちらは20万円以上はくだらない品物ですが、類似の機構がニトリ製品では3万円台で手に入ります(笑)。まあ、決して比べられるものではないのですが、この価格にしてこの寝心地は他では真似できませんね。
「普通〜やや硬め」の寝心地なので、小柄な方(45kg以下)は硬すぎると感じるかもしれません。一般的な体型〜大柄な方におすすめのマットレスです。
2層のポケットコイルシングルマットレス(デュアルポケット2) ニトリ 【配送員設置】 【5年保証】
ニトリ「Nスリープハード」レビュー
ニトリのポケットコイルマットレスで最も硬めの寝心地であろうマットレスです。身体をサポートする反発力に頼もしさを感じます。サポート感が強烈なので、小柄な方には向かないと思います。
サポート感と同時に、ポケットコイルらしいフィット感・ホールド感もほのかに感じられるので、特に 腰痛持ちの方や大柄な方 には大変おすすめのマットレスです。
シングルマットレス(Nスリープ ハード) ニトリ 【配送員設置】 【5年保証】
ニトリ製品をお得に買う方法【ネットを使わないと損】
「お得もなにも、ニトリへ行って買えばいいんでしょう?」とお思いの方もいるかと思いますが、いやいや店舗で買うのは損ですよとお伝えしたい。僕がおすすめするのは ニトリの楽天市場店。
マットレスは高級品ですよね。数万円の商品を買うときに、ポイント還元を受けないのは大損です。
お詳しい方は、「いやいや、ニトリもポイントが付くよ!」とお思いになるかもしれませんが、ニトリは100円で1ポイント。つまり1%分の還元しか受けれません。しかも、使えるのはニトリの商品だけ。
楽天市場のお買い物なら、楽天カードを持っているだけで3%のポイントが付きます。さらに、楽天モバイルを利用していたり、楽天アプリを利用しているとポイントが倍々に増えていきます。楽天セールの期間中なら、だいたい10倍くらいまでなら平気でポイント倍率が増えます。楽天はメルマガ関係がしつこいので手放しでは褒めたくないのですが、お得さという観点ともなると、認めざるを得ないですね。
仮に楽天カードや楽天モバイルに加入していなかったとしても、楽天のポイントは楽天市場の全商品に使えます。楽天なら日用雑貨から家電商品まで、まあだいたい何でも買えますので、ニトリでポイントを貰うよりも遥かに使い道が多いので助かりますよ。
>> ホームファッションニトリ
※ 今なら合計金額7560円以上で送料無料です。
とは言え、まだ楽天カードを持っていないなら、やっぱり作っておいたほうが損がないと思います。持ってるのと持ってないのとではポイントが3倍も違いますから。年会費も無料ですし、面倒な更新も必要ないので、デメリットは不要な広告メールが月に数本届く程度ですね。。。
>> 楽天カード申し込み(年会費無料)
※ 今だと新規入会&利用で5,000円分のポイントが貰えます。
まとめ: 実際に寝心地を確認するのが何より重要です
今回はニトリのベッドについて紹介してきましたが、ベッドを選ぶ上で何よりも重要なのは「実際に寝心地を確認すること」です。
ベッドに寝たときのベストな寝姿勢は、立ち姿勢とほぼ変わらない姿勢。店舗へ試寝へ行くときは、
- 背が浮きすぎていないか(マットとくびれの間に隙間が出来ていないか)
- お尻が沈みすぎていないか
↑の2点に注意してみてくださいね。
本来なら購入希望のマットレスが納品されているホテルに一泊泊まってから決めるのが一番なんですが、ニトリ製品ともなるとそうはいかないですからね。
もし店頭での試寝だけでは不安が残るという方は、返金保証の付いたマットレスからお試しになるのも良いかもです。自宅で数ヶ月間寝た上で購入するか決められますので。
詳細はここでは語りませんが、興味のある方は以下の2記事を参考にしてみてください。それでは今回はこのへんで!