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「家で食う焼肉はマズい」とか言っちゃうのは情弱ちゃんの戯言ね。ぜんぜん食えるから。家で美味い焼肉、ぜんぜん食えるから!

家焼肉がマズい原因は、スーパーのお肉コーナーで適当にパックされたものをホットプレートで焼いて食ってるせい。

いいですか、家で美味い焼肉を食うには、

1に、直火で焼く

2に、良い肉を焼く

これです。

まず1の直火で焼く。直火って言うと大変そうだけど、そんなことない。今は直火で焼ける焼肉用専用の器具やらプレートが安くて良いのが売ってる。Amazonで2000円から5000円くらい。2人で二回も使えばペイできるから迷わず買ってしまおう。

2に良い肉。脱ホットプレートの次は、良い肉。高い肉とは言ってない。そりゃ高い肉を買えば頬の落ちるような最高体験が待っているかもしれないけど、肉を食ったあとに財布の中見て頬以上に落ちるからね。気分が。

気分は落としたくない!でもほっぺは落としたい!

そんなワガママ糞野郎(俺とか)にオススメしたいのが、今日ご紹介する平澤商店です。

聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩10分「バラエティミート平澤商店」

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お店を外から眺めた感じ、ちょっと入りづらさを感じるかもしれない。なんか筋骨隆々で頑固そうな親父が出てきそうな雰囲気がある。お肉屋さんでお肉を買ったことのない人や、「欲しい肉を口頭で伝えるのとか緊張しちゃう……」っていうヲタク体質のコミュ障(俺とか)はちょっと構えちゃうと思う。

でも安心して!綺麗で優しい奥様が親切に対応してくれる。「家で焼き肉したいんですけど、2人分でどれくらいの量を買ったらいいか分からなくて…」とか言えば、やさしく教えてくれます。ちなみに焼肉の一人あたりの分量は、一般的な成人男性で大体300gとのこと。目安にどうぞ。

外観の写真にある通り、お肉の仕入先は芝浦の東京食肉市場。毎日送られてくるそうです。(参考:バラエティミートの平澤商店|東京都多摩市)

たぶんこちらで買えるお肉はすべて美味しいんだけど、特に生ホルモンがわけわかんないくらい美味しい。ホルモンに良いイメージが無い人って、たぶん、オレンジ色の味の濃いータレに漬け込まれた噛んでも噛んでも噛み切れないくそみたいなやつを食っちゃった人だと思うんだけど、ここのホルモンは違う。THE・生。ぶりんぶりんの、まっ白くて綺麗なやつ。たぶん恐ろしく新鮮な状態で提供されているのでしょう。

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だからこそ平澤商店のホルモンを買った暁には、わけわかんねー濃いタレなんぞには漬けずに、ぜひとも塩とゴマ油とかで調整したシンプルな味付けで食べて欲しいと思います。大衆的な焼肉屋で提供されている強烈なオレンジ色のタレに漬けられたホルモンは、ようは鮮度の悪さをごまかすため、鮮度が落ちた内臓肉の臭みを消すためのものですから、せっかくあなたはこうしてタレでごまかす必要の無い、鮮度抜群のホルモンを手に入れたわけですからね。ここはひとつシンプルな味付けで思う存分いっちゃうのが正義です。

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塩とゴマ油にネギを加えても最高に合います。

もう少しちゃんと言うと、塩・ごま油・酒・みりん・レモンとかを適当な分量で合わせて、刻んだネギを和えます。(写真左)

平澤商店に行ったら買っとくべき肉

厚切り牛タン

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幸せでしかない。最初にまずはこいつを食って、いまから小一時間続くであろう幸福な時間をたっぷりと予感してください。

ちょっと高い焼肉屋とか行ったりすると、すんげー分厚い牛タンを出してきたりするんですけど、僕が思うに、分厚すぎても牛タンて美味くなくないっすか?なんて表現すればいいか分かんないですけど、もたっとするっていうか。

地元が仙台なので割と牛タンは食ってきたほうだと思うんですけど、そのなかでも平澤商店さんの牛タンの厚みはすげー見事だと思います。贅沢さを感じる厚みなんだけど、口の中で決してもたっとしない、絶妙な厚み。文句なしにおすすめできるお肉です。

牛ホルモン & 牛もつ

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上でも散々書きましたが、やっぱりこれを買わないと嘘になる。牛ホルモンが大腸で、牛もつが小腸だったかな?ちょっと記憶が曖昧で申し訳ないんですけど、焼肉屋でいうところのシマチョウとマルチョウです。

ベタな表現ですけど、口に入れた瞬間にじゅわーっと広がる脂の甘みが最高。脂ながらにあっさりとしていて、まーもう、うまい。飯も酒もすすんでしょうがない。ぜひ食ってください。

ハラミ

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ここのハラミを食うまで安い焼肉屋のハラミしか食ったことがなくてですね、安い焼肉屋のハラミって赤身感が強すぎてちょっとパサついてたり、そもそもタレがべっちょりついて肉そのものの味を感じなかったりして、「ハラミってあんま美味くねーなー」とか思ってたんですけど、ここのハラミはもうすごいの。味が濃い。赤身!肉!でも脂じゅわっ!っていう、表現として合っているのか分からないのですが、ものっそいミルキーというかなんというか。牛の乳を感じる肉というか。他で食えない味でものすごく好きです。

焼肉2人分の買い物例

つい最近家で焼肉をしたときの、平澤商店での肉買い物例です。

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  • 上ミノ 100g
  • タン 100g
  • ハラミ 100g
  • ホルモン 200g
  • もつ 200g
  • カルビ 200g
  • キムチ

あれもこれもと欲張って900gも肉を買ったのに(食いきれず翌日に持ち越した)、5千円でお釣りがくるという。お安い牛角でさえ二人で行くと1万円はいくからね。

超美味い新鮮なお肉がお安い焼肉チェーン店より半値で自宅で気兼ねせず食える

多摩八王子の民は、焼肉が食いたくなったら平澤商店へ行こう。行かない理由がない。

おまけ

「直火で焼ける器具買うのめんどい!でもでも美味しい肉食べたい!」っていう人は、平澤商店の隣にある焼肉屋に行くといいです。平澤商店が扱うお肉と同じお肉をリーズナブルな価格で食べれます。(参考: 焼肉 権左エ門-ごんざえもん-)

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とは言え、コスパを追い求めたい民におすすめなのは、やっぱり自宅焼肉です。

うちで使ってのはこれ。カセットコンロをすでに持ってるならこれがおすすめ。

カセットコンロを持っていないなら、大人の肉ドリルの著者もおすすめしているこちらが良いかと思います。素敵な家焼肉を。

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