まえがき
結婚してからというもの、夫婦で共通の趣味があると楽しく暮らせそうなので、週末や空いた時間に夫婦一緒にゲームをするようになりました。
今回は、2017年に夫婦で遊んだゲームを振り返って、その中でも買ってよかった!楽しかった!と思うゲームを紹介したいと思います。
2016年は家庭用コンシューマゲーム機をメインにプレイしていましたが、2017年はドスパラでゲーミングPCを買った影響で、PCゲームのオフラインCo-opタイトルをプレイする機会が増えました。ここ10数年ずーーーっとMacを使っていて、WindowsマシンでハイスペックなPCゲームで遊ぶ人たちが羨ましくてしょうがなかったんですが、その反動か、ゲーミングPCを買うや否やSteam(PCゲームの購入ができるプラットフォーム)に数万円突っ込んで、気付いたら半年間で60本以上のタイトルを買っていました。Steamのセールヤバい。Steam以外では、Switchで遊ぶことが多かったですね。
さてさて、前置きはこれくらいにして、早速本編に入りましょう。
2016年版はこちらです。
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
たぶん誰しもが認める2017年最高のゲーム。シングルプレイ専用タイトルですが、男子ならずとも心が弾むオープンワールド冒険活劇となっていますので、「プレイ中の画面を眺めているだけで十分に興奮した!」とは妻の談。ゼルダお馴染みの謎解き要素や、残された写真を手がかりに「広大なマップのなかから写真と同じ場所を見つけて撮影する」といったクエストもありますので、夫婦であーだこーだ言いながら一緒に遊ぶのが楽しかったです。文句無しにオススメ!
マリオ オデッセイ
マリオー!看板タイトルだけあって、さすがの出来です。マリオシリーズはUIが毎回素晴らしいよ。以前も書いたけど、ゲーム本編のストレスに集中できる作りが徹底されていて、毎度のことながら感動します。やっぱりゲームする人はゲームの内容以外の部分でストレス感じたくない!視力1.0でも視認できないフォントサイズとかマジなんなのーやめてよねー(ゼノブレイドクロス)。
本編はマルチプレイにも対応してるので、マリオと帽子のキャラクターに分かれて夫婦でワイワイと楽しむことができました。ただこれ気をつけていただきたいのが、二人でプレイする必然性は正直あまり無い……ので、今作の持つアクション性を十二分に堪能するなら一人で遊んだほうが良いかもなーという印象はあります。夫婦でゲームを楽しむ!が目的ならマルチプレイは全然有りです。
レゴ®シティ アンダーカバー(2017年版)
2013年にWiiU専用で発売された作品の移植版です。オフラインCo-opが可能になりました。マリオオデッセイで遊んだ今となってはアクションの難易度調整や操作性に関して、どうしても見劣りする部分は出てきてしまいますが、それでも画面分割モノのアクションゲームとしては及第点以上の出来だと思います。特に、まだゲームにあまり慣れていない方と遊ぶタイトルとしてはもってこいかもしれません。そうそう、夫婦やカップルだけでなく、子供と一緒に遊んだら絶対楽しい。
マリオカート8 デラックス
前作からゲーム内容に大きな変化はないのですが、それでもやっぱり遊ばせてしまう力があるのがマリオカートの凄いところ。目立った違いは無いのに、なんだかんだで30時間くらいは遊んだかな。前作未プレイの方はもっと遊べると思います。
オフライン画面分割した状態で、インターネット対戦に接続出来るので楽しいです。ネット対戦はいやでも白熱するので、恋人と距離を縮めたいカップルとかは遊んだら良いと思います。アイテムで攻撃してくる他ユーザーに対して、思わず「ふざけんな」とか「ぶっこ○○」とか過激な発言が飛び出してしまうので、それを笑い合いましょう。エンジョイ!
いっしょにチョキッと スニッパーズ
これねー、ほんと良いゲームです。僕ボードゲームが好きなんですけど、ボードゲームの何が楽しいって、一緒に遊ぶ人とのコミュニケーションを楽しみながらゲームができるっていうところなんですよね。
このゲームはまさにコミュニケーションを楽しむことができて、なおかつデジタルゲーム特有のアクション性を楽しむこともできるので、控えめに言っても最高でした。ライトにゲームを楽しみたい夫婦やカップルには、これ以上ないタイトルだと思いますよ。
Yomawari: Night Alone
シングルプレイ専用のタイトルですが、妻は僕にホラーゲームをやらせたがる(妻ホラー好き。わたし怖いの苦手)ので、妻の「やりたい(やって)」という声をしばらく無視しつつも、Steamのセールで安くなったタイミングで止む無く購入しました。
あまり言うとネタバレになるので説明するのが難しいんですが、ゲーム冒頭に一部の方にとってはショッキングなシーンがあり、妻が一部の方に該当するのでいきなり戦意喪失、「もういい…」「えっ、始まったばっかだよ」みたいなことがありました。
まあまあ、いざ蓋を開けてみるとホラーゲームではなく、死に覚え系のアクションゲーム。アクションと、子供の頃に感じた無意味な夜の怖さをあらためて思い出させてくれるようなゲーム内の雰囲気、そして物語を楽しむゲームです。死に覚えゲーなので、夫婦やカップルで交互にプレイしても楽しいと思います。我が家は一人でやらされますが。
Overcooked
1〜4人まで遊べるクッキングアクションゲームです。それぞれのプレイヤーが調理の各工程を担当し、時間内に次々とオーダーされる料理をみんなで強力してお客さんに提供します。
それぞれの思惑が上手く噛み合わずに「ちょっとそこ邪魔!w」「野菜まだ!?」等、コミュニケーションがかなり白熱します。まさに繁盛店の昼時の厨房といった雰囲気。
グラフィックや音楽も可愛らしく、操作性もシンプルで遊びやすいです。ただし、アクションの難易度は割と高め。ゲームに慣れた夫婦やカップルでもがっつり楽しめる骨太な難易度となっています。
レビュー記事を書きました。
Lovers in a Dangerous Spacetime
1〜4人まで遊べる、スペースアクションシューティングゲームです。こちらもシンプルな操作感ながら、やりごたえは十二分。ラブリー&キャッチーな世界観が男女で遊ぶにはぴったりのゲームだと思います。
レビュー記事を書きました。
Keep Talking and Nobody Explodes
2人プレイ専用のゲームで、一人が爆弾解体のマニュアルを読みながら、もう一人に解体を指示するゲーム内容となっています。お互いの画面を見ずに口頭のコミュニケーションだけで爆弾の解体を進めるので、どれだけお互いの状況を分かりやすく説明できるかが鍵になります。
コミュニケーションを前提としたデジタルゲームということで、これもだいぶ好みでした。夫婦やカップルで遊ぶと楽しめると思います。
Nom Nom Galaxy
1〜4人まで遊べる、2Dサンドボックス型のゲームです。プレイヤーは宇宙全域で国民食となっているスープを製造&出荷する会社の社畜ロボとなって、未開の惑星でスープ工場を作り、ライバル会社と宇宙上でのシェアを争います。
主に「スープの素材を集める、素材をスープにする、スープをロケットで出荷する」という三つのラインに分かれるのですが、これらの工程を全て自動化することも可能な多数のギミックが盛り込まれており、ピタゴラスイッチ的な楽しさを味わうことができます。
取っ付き易いグラフィックで遊びやすいと思います。各エピソードで新しい惑星に工場を作ることになるのですが、実際に工場を作成する前に「シミュレーションモード」で事前に作戦を立てることができるので、「ここはこういうギミックであっちはアレで…」みたいな会話を楽しみながらゲームを進めることができます。
BattleBlock Theater
1〜2人用の独特な世界観のパズルアクションです。最初はアクション要素の強いステージが続きますが、後半に進むに連れてステージのギミックを活かしたパズル要素も多くなります。パズルの内容を相談したり、ときにイライラして殴り合ったりw 自然と会話も弾むゲームなので、アクションゲームに不慣れな方も最後まで飽きずにプレイできると思います。二人で遊ぶことに価値があるゲームなので、パートナーのいる方はぜひ。
Castle Crashers
1〜4人まで遊べる、育成要素を含んだベルトスクロールアクションゲーム。BattleBlock Theaterと同じ会社が作っています。ボスのHPが結構高くて、攻略パターンを見つけるまで何回も死ぬことになるので、ある程度ゲームに慣れていないと難しいと感じてしまうかも。ゲームに慣れている人ってアクションゲームで遊ぶときに死ぬことを前提にプレイできる(コンティニュー繰り返すことに抵抗無い)けど、あまりゲームをしない人にとっては一回一回のアクションが毎回精一杯のプレイだったりするので、繰り返し遊ぶことがストレスになっちゃうパターンもあるような気がします。ゲーマー的にはさっさとコンティニューしたい場面も、ゲームに不慣れな人と遊ぶときは一呼吸おきながら、様子を見て遊べると良いかもしれませんね。
Divinity Original sin
RPG + ストラテジーなゲームで、メタスコアやSteamでの評価がバカ高い割に国内ではあまり売れていないという隠れた名作。2014年にゲームオブザイヤーも受賞しています。簡単に言うと、剣と魔法のファンタジー世界をクォータビューの見下ろし画面で冒険しながら、戦闘はターンごとに行動するシミュレーションゲームの様体をしています。自由度の高いキャラメイクがRPGを盛り上げます。
キャラメイクもそうだけど、ゲーム内で取れる選択の幅がとても広くて、ゲームの進行がプレイヤーの柔軟な発想に委ねられている点が個人的に高評価でした。例えば、鍵のかかった宝箱を見つけたとき、ピッキングアイテムで解錠しても良いし、能力が足りなければひたすら殴り続けて壊しても良い。筋力も解錠するスキルも無いのであれば、どこかに転がっている油樽を宝箱の横に運んで、炎の魔法を放てば爆発大炎上で、宝箱が無事壊れる(中身はなぜか大丈夫)。
あとは登場するすべての人に対して盗みを働けたり、老若男女すべてのNPCと戦える。NPCの家にあるお宝も盗めるし、家主に盗みが見つかると街の警備兵を呼ばれて、罰金を支払えないと持ち物をすべて奪われた挙句、投獄されたり(ステータスDOWNと引き換えに牢屋を出るか、他の仲間に助けてもらうことで脱獄可能)。
NPCと会話(選択肢有り)するシーンが多かったり、その場の地形や手持ちのアイテムで創意工夫する必要のある戦闘などは好みが分かれる要素かもしれませんが、間違いなく僕たち夫婦は2017年で最もハマったゲームの一つです。
まとめ
以上、2017年に夫婦で遊ぶために買ってよかったゲーム13選でした。
夫婦で遊べるようにとSteamでゲームを買いまくったものの、年が明けても遊べていないタイトルがまだまだあります。例えば、
- Crypt of the NecroDancer
- Mercenary Kings
- Moon Hunters
- Rocketbirds: Hardboiled Chicken
- Trine
- Trine 2
- Trine 3: The Artifacts of Power
- Don’t Starve Together
- Meadow
- Portal 2
- Salt and Sanctuary
- Outlast
- Divinity Original sin 2
など。これらのゲームでオススメのものがあれば、「2018年に夫婦で遊んで面白かったゲーム」といったタイトルでまたブログで紹介します!マルチプレイのできるオススメのゲームがありましたら、twitterで教えてくれたら嬉しいです!
ゲーム好きならゲーミングPCは本っ当にオススメ!
ゲーミングPCを買ってからというもの、遊ぶソフトにまったく困らなくなりました。Steamは毎週何らかのソフトがセールになっていて、インディーゲームだけでなく発売したばかりの有名作品もセール価格で買えるので、かねてから注目していたタイトルなんかをめちゃくちゃ安く手に入れたりできるんですよね。例えば僕は、ダークソウル3を75%(¥7,484→ ¥1,871)で、超大作のウィッチャー3もセールで60%オフの¥2,592とかで買えちゃいました。ニーアオートマタもセール中は半値くらいになってましたね。
インディーゲームに関しても、アーリーアクセスといって、開発途中のバージョンを無料や半値以下で遊ぶことができたりするので、コンシューマで発売されるよりも一足先に遊べることも多いです。去年話題になり、年末Xbox版が発売された「PUBG」なんかもその代表ですね。最近は任天堂やソニーもインディーゲームを取り扱い始めましたが、Steamは頻繁にセールが入るのでそれらのプラットフォームより安い値段でソフトを買えることが多いです。
まだ家庭用コンシューマ機でしかゲームをしたことない方は、ゲーミングPCの購入を一度でも良いから検討してみたら良いかも!確かにハードは高いですが、ソフトの数と値段の安さでは家庭用機を圧倒しています。ぜひ一度Steamを訪れて、タイトルのラインナップを確認してみてください! → STEAM公式サイト
ちなみに、ゲーミングPCはドスパラで買いました。ガレリアXFという型番です。今はガレリアXVが後継機となっています。
どうせ買うなら5年は耐えられるものを探していて、SSDが250GBから500GBに無料で増強してくれるキャンペーンに惹かれてコイツに決めました。初めてのSSDだったんですが、おもしろいくらいに超快適ですね。ゲームのロードやOSの立ち上げが速攻で終わるので、ストレスゼロで最高です。SSDやCPU増強のキャンペーンはわりと頻繁にやっているみたいなので、ちょくちょくサイトを覗いてみると良いかもしれない!