この記事をシェアする

ウサイン・ボルト選手が日本陸上界に贈った言葉が、働くことに悩んだり、苦しんでいるビジネスマンにも力になるアドバイスだと思ったので紹介します。

ウサイン・ボルトが日本陸上界に贈った言葉

「スピードを保てばいいのに、さらにスピードを上げようとしている。大事な事は、トップスピードに乗ったらフォームを保ち、スピードを維持する事だ。多くの選手は、トップスピードからさらに速くなろうとする。それでは速度にテクニックが追いつかず、逆に遅くなってしまう。トップスピードに乗ったら、それ以上は速くならない。

だからと言って、”その記録を越えよう”と焦ってはいけない。速く走る事ばかり考えて、逆に遅くなる選手はたくさんいる。

速く走ろうなんて考えるな。“自分の走りをすること”だけを考えたほうがいい。

私にとって走る事は”楽しみ”であり”情熱”だ。大勢の観客の前で走る事は、私にエネルギーをくれる。好きな事をやっていられる。こんな素晴らしい事はない。

最後に一ついいかい?日本の陸上界に言いたい。

桐生にあまりプレッシャーをかけないで欲しい。

いいか、桐生。自分のために走れ。それが国のためになればいい。まずは“自分のために走る”、そして”楽しむ”。それが日本のためになるんだ。決して、国のためだけに走ってはダメだ。」

まとめ

どうでしょうか。ビジネスマンはもとより、すべての人に通ずるアドバイスかもしれません。

自分の”楽しみ”として働くことが、結果として会社や社会を良くしていくことに繋がるという考え方です。

これは、働く人の家族にとっても良い影響を与えると思います。

「子供のために…」
「家族のために…」

という動機で愛する人に働いてもらうのは、家族としてとても心が苦しいものです。ありがとう、という感謝の気持ちは当然生まれますが、「私がもっと頑張らなきゃ……」というプレッシャーも同時に感じてしまうものです。

愛する人が楽しんで生活をしている姿を見られることは、家族にとって何よりの幸せです。働くことについて、もう一度よく考えてみましょう。

……とは言っても、好きなことと収入を結びつけるのが難しくて、みんな二の足を踏むんですよね。

この問題に関して僕も好きなことだけをして働くという域に行けていない側の人間なんですが、最近強く思うのは、勇気を出すか出さないか、それだけのことかなと。踏み出してみたら、前に進むしかないはずなんです。

という考えを持ちつつも、僕は根っからの心配性なので、平日の仕事が終わった時間や週末の時間を使って、好きなことで収益を得る方法を考えたり試したりしています。

好きなことを仕事に変えて「やりきる」という覚悟や度胸のある人はスパっと今の仕事を辞めちゃえばいいと思います。それが出来ない人は僕のように週末など空いた時間を使って、いろいろ試してみるのが手なんじゃないかなー。

この記事をシェアする