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悩む女性
モットン購入に悩む人

高反発マットレスのモットンが気になるんだけど、良い評判だけ見てもあまり信用できない・・・。ステマじゃなく、実際に使ったことのある人の真の意見が知りたいよ。

この記事では、↑こんな悩みにお答えします。

この記事を読むと
  • モットンについての正しいメリット・デメリットが理解できる。

こんにちは、マットレスオタクのひねるです。今回は「モットンを一ヶ月実際に使ってみた感想」をお届けします。

かねてより、このブログではマットレスの話題をたくさん取り扱ってきました。例えば、「200種類のマットレスを比較」したり、「ベッド選びのコツをまとめ」たり、「マットレスメーカーごとの特徴を紹介」したり。

そのなかでも最近よく読まれているのが、高反発マットレスの比較記事。コイルマットレスよりも手頃な価格で手に入る高反発マットレスは、近年、どうやらコスパを求める方々から強い注目を集めているようです。

今回紹介するモットンも、そんな高反発マットレスを代表する製品の一つ。

この記事では、過去にたくさんのマットレスを比較してきた私が、実際にモットンを利用した感想を良いも悪いも正直にまとめています。

モットンの購入を検討されている方には、かなり参考になる記事だと思いますので、ぜひぜひ最後までご覧いただければと思います。

モットンを我が家に用意した背景

友達が我が家に遊びにきたときに、ついついお酒も入って終電を逃すことがあるんですよね。

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そんなとき、決まって友達を寝かせる場所はリビングのソファ。しかし、うちのソファ、ゴツゴツしていて相当寝心地悪いんですよね・・・。

地元から兄弟や甥が遊びに来るときも、寝具がないからといって近所のホテルに泊まってもらっていたのですが、「旅費がかさんでもったいないな」「来客用にサッと敷けるマットレスがあれば良いのに」と常々思っていました。

そこで今回、そろそろこの問題をなんとかしようと用意したのが【モットン】です。

数多ある高反発マットレスから「モットン」を選んだ理由【メリット・特徴】

今回、来客用のマットレスを選ぶ上で絶対に外せないポイントが以下の3つでした。

  • 押入れ・クローゼットに収納できる
  • 3万円台で買える
  • 品質が担保されている(もしくは返金できる)

まとめると、収納のできるコスパの良いマットレスを探していたわけですが、以前書いた「高反発マットレスの比較記事」を自分で参考にした上で、もっともこの条件に合致するのがモットンだったんですよね。

具体的に言うと、「付属のゴムバンドで三つ折りにできるし、¥39,800とぎりぎり3万円台で購入出来て、密度31D以上かつボーケンの品質検査に合格している」というのが今回モットンを選んだ理由です。

密度と品質の関係性については「密度ごとの違い」に詳細を書いているので合わせてどうぞ。簡単に言うと、「密度が低いとすぐにヘタるので、耐久度を求めるなら30D以上の密度が欲しい。かつ、その密度の数値を騙る業者もいるので、第三者機関の品質検査によって保証されている製品が安心できる」って感じです。モットンはこれを満たしていました。

もう一つ大きな理由:モットンは硬さが選べた【140N、170N、280N】

正確に言うと、さきほど挙げた条件に合致するマットレスはモットン以外にも存在します。

例えば、「高反発マットレス比較【コスパ編】」の1位と2位の

  • マニフレックス「メッシュウィング」
  • エイプマンパッド「307」

は「収納可・3万円台・品質担保」の条件に合うマットレス。

しかし、これら2つのマットレスは硬さが選べない! これが今回モットンを選んだ大きな理由となりました。

硬さの選択肢を重視した理由は、「様々な来客に対応するために、標準的な硬さのマットレスが好ましかった」から。

メッシュウィングとエイプマンパッドは「170N」という硬さしか選べないのですが、モットンは「140N、170N、280N」と三種類のなかから選べるようになっています。

170Nは僕のように身体の大きな男性(181cm/72kg)にはベストチョイスになり得ますが、小柄な方やちいさな子供にはいささか反発力が強すぎで、寝起きの身体に痛みを生んでしまう可能性が高いです。

硬すぎる寝姿勢

マットレスが硬すぎる場合。

平均的な体格の友人だけでなく、小柄な友達、姉、甥っ子などが利用することを考えると、170Nというメッシュウィングとエイプマンパッドは汎用性にかけるかな・・・と、選べませんでした。

マットレスの硬さと体格の関係についての詳細は「硬さごとの違い」に詳しく書いています。気になる方は参考にしてみてください。

モットンを選んだ最終的な決め手は、もしも・・・のときに返金してもらえるか

これまでに説明した理由でほぼほぼ心の内はモットンで決まっていたのですが、最後の決め手となったのは返金保証の有無でした。

ネット通販でマットレスを選ぶのは、店舗で選ぶのとは違ってお試しする機会がなく、事前に自分の身体で商品の良し悪しを判断することはできません。
マットレスって決して安い買い物じゃないのに、身体に合うかどうか、良い商品かどうかって、実際に何日か寝てみて初めて判断できるんですよね。

ここはマットレス選びの最も難しいところだなーと思います。高い買い物なのに失敗するリスクを避けづらい 。。。

今回の僕の場合は来客用のマットレス選びだったので、「誰かが使うとしても1〜2日寝る程度のものだし、そんなこだわんなくてもいいのかなー」という思いもありましたが、それでも限られた予算のなかでできるだけ妥協はしたくなかったので、届いたマットレスが「いまいち・・・」だったときを想定して、返金保証の有無が最終的なGOを出す決め手となりました。

返金保証があると、ようは実質無料でマットレスをお試しできるってことなので、さきほど言った「高い買い物で失敗するリスク」を避けられるんですよね。マットレスを選ぶときは覚えておいて損のないテクニックです。

実質無料と言いましたが、正確に言うと返送時の配送料は購入者負担になるメーカーが多いのでそこは確認しときましょう。

モットンを実際に一ヶ月間使ってみたら、予想通り「良い」マットレスだった【感想・レビュー】

来客用に用意したとは言え、「せっかくだから自分でも体験したい!」ということで、ここでは実際に一ヶ月間モットンで寝てみた感想を書いていきます。

ちなみに、普段は日本ベッドのポケットコイルマットレス「シルキーポケット・レギュラー」に寝ています。めちゃくちゃ気に入ってるマットレス。

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今回の感想はそんなお気に入りのマットレスとの比較になってしまうので、どうしてもモットン不利の状況。それにも関わらず、実際にモットンを利用した印象はかなり良かったです。

以降でその詳細を記述しますね。

モットン到着!からの、開封の様子【写真ギャラリー】

モットンが到着しました。こんな感じで大きな箱に入っています。

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箱のなかには折り畳まれて収納されています。

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モットンを広げてみます。最初は圧縮されていたモットンですが・・・

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空気を吸うことで見事な厚さになりました。

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手触りの良い表面のベロア地。高級感があります。

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保証書や、

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説明書、収納用のバンドなどが同封されています。

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畳んでみると、思っていた以上にスリムになりました。これなら押入れやクローゼットにいい感じに収まりそう。

初めてモットンで眠ってみた感想・レビュー

モットンねてみた

まず身体を横たえてみた感想は、思っていたよりも「良い意味で硬くない」

高反発マットレスということで、もっと身体当たりが悪いものを想像していたのですが、実際はもちりと身体がほどよく包まれるフィット感があり「これでいいじゃん!」という印象を持ちました。

「これでいいじゃん!」は、コスパの良い商品に出会ったときの私の口癖(笑)。例えば、スシローや牛角など安価なチェーン店で価格以上の美味しさを味わったときや、ユニクロでデザインと機能性を兼ね備えた破格のアウターを見つけたときなどに発せられます。今回のモットンもまさにそれ。

入眠も普段どおりスムーズで、就寝時に寝苦しさを感じることもなく、そのまま素直に朝を迎えました。

起床時の体調もまったく問題なし。モットンについて「使い始めは身体に痛みが出ることがある」という解説を読んでいたので心配していたのですが、私の場合、まったく痛みは出ませんでした。

モットンは正しい姿勢で寝れる優れたマットレス

2日〜3日とその後も継続してモットンで寝てみて、最終的には一ヶ月間利用しましたが、その間ずーっと身体に痛みが出ることはなく、睡眠時に何らかのトラブルを抱えることもありませんでした。

ちなみに、僕の付けているFitbitという睡眠トラッカーのデータを見ても、睡眠時間は日本ベッドのシルキーポケットで寝ていたときとほぼ変わらず、という結果。

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一ヶ月間、たくさん動いた日、筋トレした日、ごろごろした休日…など、色んなシチュエーションでモットンを利用してきましたが、どんな日も一定の寝心地、睡眠の状態を保てたなーと感じてます。

僕はもともと身体に痛みを抱えていたわけではないので、腰痛が治った!みたいな効能は伝えられないのですが、マットレスをモットンに変えても身体に痛みが出なかったということは、身体に負担がかかってないということなので、正しい姿勢で寝れているという何よりの証拠になると思っています。

スペックで比較したときからモットンは優れたマットレスだと思っていましたが、今回、こうして実際に利用してみて、その比較結果は正しかったな、と実感しました。

モットンのデメリット・気になるところ

ここまでは主にメリットを紹介してきたモットンですが、「これは・・・」と気になるポイントもいくつかありました。

モットンを開封すると臭い!【ニオイを解消する方法】

まずひとつ目は、ニオイ。

開封したてのモットンは独特のニオイがします。「工業臭」とでも言いましょうか。過去に「ヨガマット」や「ラグ」を購入したときにも同様のニオイを感じたことがあります。

マットレスという性質上、どうしても製品と鼻との距離が近くなるので、なかなかこれは気になってしまうポイントでした、、、。

とは言え、開封から2~3日で次第にニオイが薄くなっていき、一週間くらいで気にならないレベルに落ち着きましたね。

どうしてもニオイが気になるという方は、開封してすぐに利用するのは控えて、一週間ほど陰干ししておくことをおすすめします!

折り線が無いので畳みづらい!

モットンは付属のゴムバンドで折りたたむことで、コンパクトに収納することができます。

ただし、折りたたむための線が入っていないので、コツを掴むまで折りたたみに苦労する!

とは言え、折りたたみ線が無いほうが体圧分散性や寝心地は向上するので、トレードオフ・・・といったところではありますね。

丸洗いすることはできない

洗えるマットレスのほうが少ないのでデメリットと言えるかは分かりませんが、高反発マットレス(ウレタン素材のマットレス)は湿気がたまりやすいので、湿度の高い部屋で利用する場合、カビや細菌の発生が気になります。

そうなると洗えるマットレスのほうが助かるのですが、モットンは丸洗い不可。ということで、毎日利用する場合は週に1~2回くらいはマットレスを壁に立てかけるなどして、風を通してあげたほうが安心して利用できます。

ちなみに、その他のマットレスでもこの風を通す作業はしてあげたほうがよかったりします。マットレスが長持ちします!とは言え、我が家は夫婦共めんどくさがりなので月1くらいしかやってません、、、。コイルマットレスは重たいので、一人で裏返すのはちょっと大変なんですよね。モットンのようなノンコイルマットレスなら、一人でも簡単に立てかけられるんですけどね。

【総評】100点満点とは言い切れないが、モットンはコスト以上のパフォーマンスを発揮する優れたマットレス

上記で挙げたデメリットを加味しても、モットンは良いマットレスです。とは言え、さすがに3Sや日本ベッド等の老舗ポケットコイルマットレスメーカーと比べると多少の差は生まれてしまうかな・・・、というのが正直な印象。

何度も言いますが、寝起きに身体の痛みが出ないということは「良いマットレス」であることは間違いないんですよ。しかし、身体を横たえたときに感じる「身体が支えられている」という感覚、つまりマットレスの持つ反発力や、体にかかる負荷を一箇所でなく全体に散らす性能、そして単純に「気持ちいい」と感じられる寝心地に関しては、コイルマットレスのほうが一枚上手ではあります。

ただまあ、これはしょうがないことで、そもそも高反発マットレスとコイルマットレスを比べること自体がナンセンス、、、なんですよね。「双方素材が違う=価格に差が開く=価格差の分、寝心地や質に差は生まれる」のは当然のこと。

価格とのバランスを考慮すれば、決して高反発マットレスはコイルマットレスに劣るものではありません。むしろ、コスパを求める人にとっては高反発マットレスは最良の選択になると思っています。そのなかでも、間違いなくモットンは最もおすすめできる選択肢の一つです。

要注意!返品保証は公式サイトのみ有効

モットンは楽天を始めとしたECサイトで見かけることもありますが、返品保証が付いているのは公式サイトだけ。
体型は人それぞれですから、モットンが体に合わない方も当然います。
そんなときに返品保証が付いていれば無駄な出費をせずに済みますので、購入する際は公式サイトの利用がおすすめです。

>> 公式サイトでモットンを購入する

まとめ

というわけで、1ヶ月間実際にモットンを使用した感想を書いてみました。

モットンについてもっと知りたいという方は、以下の記事もあわせてどうぞ!他社製品との比較や、よくある質問への答えを会話形式で読みやすくまとめています。

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そんな感じで今回は以上です!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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