改めてイケダハヤトさんのブログの過去ログを読んだら、ブロガーにとって参考になることがむちゃくちゃ書いてあったよっていう話し。
同僚の会話でイケダハヤトさんを知る
僕がイケハヤさんを知ったのは2013年頃です。職場の同僚数名がブロガーについて話しをしていて、そのなかの1人が「会ったことがある」と話題にしていたのがイケハヤさんでした。
数年後、その同僚の家にお邪魔したときたまたまAmazonから届いたのが、イケハヤさんの「世界一やさしい アフィリエイトの教科書 1年生
」という本で。「小銭稼ぎのためにブログを始めた」と言う同僚の話に卑しく反応したことが、今このブログを運営しているきっかけだったりしています。
イケハヤさんに憧れてブログを書き始める。が……
イケハヤ本を書い、イケハヤさんと同じlivedoorにブログを開き、イケハヤさんのサイトデザインを参考にし……と、ブログを始めたばかりの僕にとって、イケハヤさんは謂わば 師匠的存在 だったわけですけど、あるときから彼のいわゆる炎上芸の側面が目に余るようになり、次第に良いイメージを持てなくなりました。生意気にも、「炎上狙ってるだけで大した文章書いてないじゃん」と思うようにも。
されど、プロブロガー
しかし!最近改めてイケハヤさんの過去ログを読んでみたら、炎上を狙った記事に隠れて見えづらくなっているんですが、ブログを運営することについては好感の持てる考え方が多いというか、参考になることしか言ってないことに気づきまして。近頃ブログを書く意欲があんまり湧かったんですけど、イケハヤさんの文章がむちゃくちゃ刺激になったんですよね。
「イケハヤ嫌い」って言っちゃうのは簡単だけど、特にアフィリエイターやブロガーの人はそれ言うのちょっと待って!って思います。
炎上芸でアクセスを稼ぐ面や鼻に付く言動は確かにあるけど、長年インターネットで文章を書いて、それで生計を立てることを常に考えている人だよ、参考にならないわけないよ、っていう。
今回の件で改めて思いましたが、人物や物事の一つの側面だけを見て何かを論じないようにしたいものです。戒めます。
参考にしたいイケハヤさんのブログ論
気になる方はそれぞれイケハヤさんの過去ログをあさっていただければと思うのですが、個人的に「特に参考になったイケハヤさんのブログ論」を最後にいくつか紹介します。
継続的に努力を続けていくためには、頑張ってはいけません。 ブログを書くことが楽しくて仕方がない、そういう状態に自分を持っていくことが重要です。
逃げ腰語尾によって「和」を演出したい気持ちはわかりますが、それは結局、自分を偽っていることなんですよ。誰かを傷つけたくないというのは言い訳で、自分が傷つきたくないだけなんです。
伝えたいことがあるのなら、むしろ短く伝えるべきです。長く書けば書くほど、伝わりにくくなります。
ブログというのは不思議なもので、時間をかければ良い記事が生まれるとはかぎりません。
ぼくは割と「残虐」であることを意識してモノを書くときがあります。広場に集まって処刑を見ていた時代だってあるわけですから、人間の根本にある性質なんでしょう。残虐さという要素を、健全に取り入れることもできるはずです。
貴重な人生です。自分が書くべきことを書きましょう。
Appleの新製品発表って、ブロガーはみんな大好きなんですよ。みんな徹夜して記事書いてますよね。 そろそろやめましょうよ、そういう非生産的なこと。もう、Gizmodoあたりにすべて任せておけばいいんじゃないでしょうか。彼ら、まとめるの早いし上手いですし。スピードと情報量で、個人ブロガーが勝てるわけないです。
本音をデザインする
大切なのは、マーケットを読みながら、同時にマーケットを裏切り続けることです。ウケることは、みんな真似します。バイラルメディアを見てください。あれはマーケットの亡霊に取り憑かれた、消耗的なメディアです。
あなたには、決定権があるんです。集めたい人を、あなたはコンテンツの力で集めることができます。 あなたは「誰を集めたいですか?」
「自分の変化」が書き続けるモチベーション
理想的には、ブログ執筆を「息抜き」にすべきなのです。 その方が続きますし、結局、いいものが生まれます。
ひたすら壁打ち。ひたすら試合に出る。データを分析する。改善する。 その繰り返しのなかで、「まだ誰も試していないやり方」がひらめく。 思いついたらすぐに実験する。そのデータを解析して、また改善していく。
ブログ記事の本数は、非常に大切です。 理由はシンプル。 書けば書くだけ、あなたは「書くこと」が上手くなるからです。 素人の人は、せめて1,000本書いてください。話はそれからです。
ほら、肝に銘じたい言葉ばっか。イケハヤさんというと有料noteのイメージが強いですけど、無料でもかなり良いこと書いてくれてるんですよね。
しかし、イケハヤさんはこうも語っていて。
あなたは、逆説を書くべきです。一見すると納得できない逆説を、論理的に語ることができたとき、人はオリジナリティを身につけます。 誰かの言葉に納得することを、最大限警戒しましょう。
バカ売れした「ゼロ・トゥ・ワン」でピーター・ティールも書いていたように、最終的には「自分の頭で考えることが何よりの逆張り」っていうことでしょうか。
あなたのなかのイケハヤ評も、自分の頭で考えるべきです。
追伸
引用の貼り付けはdrip.inkを使ってみました。いい感じで引用を紹介できるので、特にブロガーにおすすめです。