美味しさを度外視した口コミ優先の激辛商法にげきおこ pic.twitter.com/2Wu1H61iga
— ひねる (@__hnl__)
朝食に、と妻が買ってきたのがこのカップ麺。
朝からカップ麺、というのは別にいいんです。カップ麺好きなので、そこは怒るポイントじゃない。このチョイスである。アラサーのお口は朝からシゲキを求めてないの。朝にはハードすぎると思うの。
とまあ、思っても口には出さない。共働きの上で朝ごはんを用意してくれるだけでもありがたいこと。とんでもじゃないけど文句は言えない。
でもね、食うじゃん。超辛いの。口から入って胃にいたるまでの道すがら、いちいち暴力的に、内壁の粘膜をこ削ぎながら下り落ちていく。
食品の枠を超えている!
ヒーヒー言いながらも食を進めていると、妻はペヤングを食べている。ずるい。目の前の辛さから逃げたい一心で、一口ちょうだい、と焼きそばを口に運ぶ。
「あれ、なんか匂う」と思っても遅く。
辛い!!!!!
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激辛ペヤング!?こんなんあるの?!
以下やり場のない怒り
最近多くないですか、こういう激辛マーケティング。美味しさを度外視した暴力的な調味の商品で、消費者の記憶にこすりつけ、ネットでバズらせて売るっていうふざけた戦略。
こうして見事ブログに書いてる時点でまんまと戦略にハマっているんですけど、こういうやり方って、小手先で物を売ろうとしてる感じがしてむちゃくちゃ好感もてないです。フェアじゃないっていうか。
「とんでもなく辛い」っていう体験は、感情を揺さぶられる強い体験ではあるんですけど、感動とか心を奪われるような良い体験では無いなーって思うんですよね。暴力的なまでの”強い体験”で受け手の印象をごまかすだけで、メーカーとしてもっと本質的に提供しないといけない価値は別にあるはずなのに、その本質的な価値体験を見つける責務から逃げてる感じがして、なんか嫌だなーと思いました。
ここまで書いて言うのもなんですが、蒙古タンメンは好きです。あれは良い辛さ。
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