この記事をシェアする

ようこそ!こちらの記事では、「auひかり」の契約前に知っておきたい情報を、余すこと無く、できるだけシンプルにまとめています。

auひかりの基本的なことを調べたいときや、契約前の最終確認などにご利用ください。

料金や速度といった基本的な情報の他に、

  • auひかりの魅力・特徴
  • おすすめのプロバイダ
  • 悪質な代理店について
  • 利用者の評判・口コミ
  • オトクなキャンペーン情報

といった情報も掲載しています!

お急ぎの方に向けて目次を用意しました。下の青い文字からお求めの情報をタップすると、お好きな項目から読み始めることができます。

まえがき

僕の2017年は、まさにオンラインゲーム一色な一年でした。

というのも、去年に入ってゲーム用のWindowsパソコンを新調したからなんですが、「PUBG」という孤島で1/100人を目指すバトルロイヤルゲームが超面白くってですね、いつ敵と遭遇するか分からない緊張感のなかで、島中を駆け回って数少ない物資を集め……というのは別の機会にお話しするとして。

オンラインゲームを遊ぶ時間が増えて生まれたのが、ネット回線が遅いという悩み。そこで光回線の契約を改めようと検討したなかで候補に上がったのが「auひかり」です。

こういうことを同僚のエンジニアに話すと結構引かれるんですが、ぶっちゃけますと、Web系の仕事をしているくせに、インターネットや光回線の契約やその内容について無頓着なところがありまして、今回「auひかり」の契約を検討するまでは、色々と知らないことも多かったです。

でもですね、今回ほぼ知識ゼロの状態から検討を始めたことで、分かんねえことは徹底的に調べてやろうじゃねえかっていう根性に火がついて、契約を検討するにあたって必要な情報はすべて網羅し切ったんじゃないかと自負できるレベルに到達しました。

そこで、僕と同じく「auひかり」の契約を検討している方に向けて、羅針盤となるような記事を書いてやろうじゃないかと、今回筆を取ったわけでございます。

「auひかりってなあに?」というヒヨコさんから、「契約前の最終確認!」というニワトリさんまで、「auひかり」を検討するすべての人に贈る記事です。どうぞごゆっくりご覧ください!

auひかりとは?

auひかりは、スマホや携帯電話のキャリアとして有名なKDDI株式会社による、光ファイバー(FTTH)網を用いた通信サービスの名称です。簡単に言うと、ものすごく速いインターネットに接続するためのサービスで、上り下り最大1Gbpsの高速インターネット接続を提供しています。ネットサービスのほかには、電話サービス、多チャンネルTVサービスを提供しています。

元々は「ひかりone」の名称でサービスを提供していましたが、2010年から「auひかり」に変更されたようです。前身は、KDDIの「光プラス」と東京電力の「TEPCOひかり」。これらが統合して、いまの「auひかり」に繋がっています。

そもそも光回線って?

光回線とは、光ファイバーを使用した通信回線のことです。電話回線を利用した通信サービス(ISDN、ADSL)と比べて高コストではありますが、非常に高速な通信を可能にしています。

auひかりの魅力、特徴

普通に安い。スマホがauならもっと安い

auひかりはケータイやスマホのキャリアがauの人だけお得に使える、みたいなイメージがありましたが、実際に調べてみると全然そんなことないんですよね。素の状態で安い。光サービス各社の料金をまとめてみたので、確認してください。

光サービス(+プロバイダ) 戸建て料金 マンション料金
auひかり ¥5,100 ¥3,800
フレッツ光+So-net ¥6,700 ¥4,250
NURO光 ¥4,743 ¥4,743
ソフトバンク光 ¥5,200 ¥3,800

どうでしょうか。戸建ての利用は唯一NURO光には負けるものの、マンションでの利用はトップの安さです。

このように素の状態でトップレベルの安さなんですが、スマホがauならばこっから更にお得に使えるようになるわけです。それを実現するのが、スマートバリューという仕組みです。

スマートバリュー

スマートバリューとは、auひかり + auスマホを利用している場合に、契約者自身と家族のauスマホの料金プランが割引になる仕組みです。いわゆる囲い込みですね。「auのサービスをどっぷり使ってくれるなら、そのぶんまとめて安くするよ!」ってな手法です。楽天なんかはこの手法をえげつないレベルで実施していますよね(笑)。

さて、肝心の割引額ですが、こちらはスマホの料金プランによって変わります。

スマートバリュー

出典: auスマートバリュー | 料金・割引一覧:インターネット回線 | au

家族全員が対象となるので、例えば4人家族で全員auでまとめると、最大で「¥2,000/月割引 * 4 = ¥8,000/月割引」になります。auひかりの利用料金と相殺させると、逆に¥3,000~¥4,000ほどプラスになって戻ってくるというお得仕様。

皆さんご存知のように、財テクの基本は固定費を減らすこと。通信費をこんなに削れる機会は滅多にないので、auスマホを利用中している方はauひかり以外の選択肢はマジで無いかも。単身者の場合は「格安SIM + 光回線」の方がトータルでは安くなるかもしれない(微妙なライン…)ですね。ご家族がいて複数人がauスマホを利用中ならば、ほぼ確実にauひかりを使ったほうが固定費削れると思います。

auスマートバリュー | 料金・割引一覧:インターネット回線 | au

上り下りともに最大1Gbps

1Gbpsと言えば、通信量の多いゲームや高画質の動画はもちろん、ショッピングやネットサーフィン等、インターネットサービスを楽しむ上で十分すぎるほどの贅沢な速度です。

もちろん1Gbpsという速度は理論値で、実際の計測値はもっと下がるのが普通です。

念のためauひかりを契約されていて、実際にスピードテストをされた方のツイートを50件ほど調べてみましたが、下り100Mbps~200Mbpsといったあたりが平均値のようです。

速度は60Mbpsも出れば贅沢なくらいなので、auひかりを使って「遅い」と感じることはまず無いでしょう。

NewImage

出典: スピードチェック(通信速度測定) | 光ファイバー auひかり:インターネット回線 | au

ちなみに、現在ご利用中の回線がどのくらいの速度なのかを知りたい方は「BNRスピードテスト 画像読込み版(iPad iPhone などのFlash非対応版)」こちらで速度計測が可能です。

料金プランや請求がシンプル

auひかりのサービス利用料は、いずれもプロバイダ料金が含まれた価格が提示されています。つまり、どのプロバイダを選択してもサービスの利用料は変わらないので、利用料をシミュレーションする際に、プロバイダ分の金額を別途計算する必要がありません。

当然、サービス利用料の請求にはプロバイダ料金が含まれています。シンプルで分かりやすい!

初期費用が実質無料

auひかりを開通するには初期費用がかかります。

金額は、「auひかり ホーム」(戸建て向け)で37,500円、「auひかり マンション」は30,000円です。しかし、この初期費用は各プロバイダのキャンペーンで実質無料になります。

例えば、So-netで「auひかり マンション」を契約すると、1カ月目から24カ月目まで、月々1,250円が割引かれます。1,250円 * 24ヶ月 = 30,000円 なので、初期費用は実質無料となります。

また、他社の通信サービスから乗り換える方に対して、最大で30,000円までの解約時違約金を補償するキャンペーンも行っています。しかし、こちらのキャンペーンは条件がやや厳しいかもしれません。以下がキャンペーン適用の条件です。

  • ① 他社のインターネットサービスから「auひかり ホーム ずっとギガ得プラン」のネット+電話+電話オプションパック に新規ご加入
  • ② 36カ月以上の継続利用をお約束(注6)

「戸建てに住んでいる + 電話を開通したい」人って、今の時代かなり限られますよね。条件に合わない場合は、プロバイダや代理店のキャッシュバック(後の項目で説明します)から違約金を賄うと良いですね。

料金・費用

魅力・特徴で説明した内容と一部重複しますが、改めてまとめますね。

「auひかり ホーム」プラン内容

戸建て向けのプランがこちらです。まずはプランごとの料金を比較してみましょう。

プラン名 1年目 2年目 3年目
ずっとギガ特プラン ¥5,100 ¥5,000 ¥4,900
ギガ得プラン ¥5,200 ¥5,200 ¥5,200
標準プラン ¥6,300 ¥6,300 ¥6,300

長く使うなら「ずっとギガ特プラン」がダントツお得。それぞれのプランには契約条件がありますので、一つずつ詳しく見ていきましょう。

ずっとギガ特プラン

3年単位で継続利用することを条件に、1年経つごとに月の利用料金が割引されるおトクなプランです。更新月以外に解約・プラン変更するには、違約金として15,000円を支払う義務があります。

スマートバリューの適用対象プランです。

ギガ得プラン

こちらは2年単位の継続利用で月額利用料が割引されます。違約金は9,500円です。

標準プラン

契約期間を約束しないプランです。いつ解約しても(プラン変更しても)違約金は発生しません。

月額利用料は全てコミコミで6,300円。

「auひかり マンション」プラン内容

マンション向けのプランです。棟内に引き込んだ光ファイバーを、複数の住民で利用します。共同で利用するので、月額料金が低く設定されています。

マンションに提供されているauひかりの施工種類(マンションタイプ)によって、月額の利用料金が変わります。お住いのマンションがどのタイプに属するかは、「提供エリア検索 | インターネット回線 | KDDI株式会社」より確認できます。

では、プランごとの料金を比較してみましょう。

プラン名 1年目~
お得プランA ¥3,800~¥5,000(マンションタイプによって変動)
標準プラン ¥3,800~¥5,000(マンションタイプによって変動)

いずれのプランも利用年数で割引はされず、料金自体も違いはありません。

では何が違うのか。以下でご説明します。

お得プランA

本来なら月額400円の「おうちトラブルサポート」というオプションが、プラン内容に標準で組み込まれています。

お家トラブルサポート

出典: おうちトラブルサポート | 光ファイバー auひかり:インターネット回線 | au

こちらのプランは2年単位で継続利用することが条件になっています。更新月以外に解約・プラン変更するには、違約金として7,000円を支払う義務があるので注意です。

こちらはスマートバリューの適用対象プランです。

標準プラン

「おうちトラブルサポート」は付いていませんが、利用料金等は標準プランと変わりません。また、契約期間に決まりはありませんので、いつ解約しても(プラン変更しても)違約金は発生しません。

個人の感想ですが、スマートバリューを利用しないのであれば、標準プランで十分だと思います。

いつでもプラン変更が可能なので、「お得プランA」を契約するのは「おうちトラブルサポート」に魅力を感じてからでも遅くはないでしょう。

工事・初期費

初期費もauひかりタイプによって変わります。

auひかりタイプ 初期費用(工事費含む) 登録料
ホーム ¥37,500(分割可) ¥3,000
マンション ¥30,000(分割可) ¥3,000

しかし、「auひかりの魅力、特徴」でも書いたように、この初期費用は実質無料になります。

初期費の他に、他社通信サービスからの乗り換えで発生した解約時違約金を、最大で30,000円まで補償してもらえます。

auひかり違約金

auひかり解約時の違約金のまとめです。こちらもプラン内容によって金額が変わるので覚えておきましょう。

ホームタイプ

プラン名 違約金
ずっとギガ特プラン ¥15,000
ギガ特プラン ¥9,500
標準プラン ¥0

マンションタイプ

プラン名 違約金
お得プランA ¥7,000
標準プラン ¥0

提供エリア

全国のauひかり普及率は70%~80%くらいのようです。首都圏はほぼ100%使えます。

逆に、苦手としているのが関西・中部エリア。

auひかりを提供しているKDDIは、関西エリアで同一事業を行っているeo光と業務提携を行っていて、中部エリアではコミュファ光という同一事業会社を買収しています。

これらの会社とバッティングすることを避けるため、関西・中部エリアではホーム(戸建て)タイプのサービスを提供していないのです。(↓提供していないエリア

  • 滋賀県
  • 京都府
  • 大阪府
  • 兵庫県
  • 奈良県
  • 和歌山県
  • 福井県
  • 岐阜県
  • 愛知
  • 静岡県
  • 三重県

でも、マンションに住んでいる方は大丈夫!マンションタイプはこれらのエリアでも提供されています。お住いのマンションがauひかりに対応しているか公式サイトで確認してみてください。

提供エリア検索 | インターネット回線 | KDDI株式会社

プロバイダについて

auひかりを利用するには、auひかりとは別に、プロバイダと契約する必要があります。

と言っても、auひかりの利用料金には初めからプロバイダの利用料が含まれており、手続き自体も提携プロバイダからお好きな一社を選ぶだけでOKなので簡単です。

そもそもプロバイダとは?

プロバイダとは、auひかりをインターネットにつなげる事業者のことです。プロバイダとauひかりの関係を電車で例えると、auひかりが敷いた光ファイバーという線路の上に、情報という列車を走らせるのがプロバイダの役割です。この列車が上ったり下ったりすることで、インターネットで動画やテキスト、画像等のデータをやり取りすることができます。

全プロバイダ一覧、比較

スクリーンショット 2017 12 29 18 58 41

  • @nifty
  • @TCOM
  • AsahiNet
  • au one net
  • BIGLOBE
  • DTI
  • So-net

auひかりで利用できるプロバイダは全部で以上7社。そこで気になるのが、プロバイダによって何が変わるのかというところですよね。

ずばり言うと、プロバイダごとによって細かい違いはありますが、auひかりの場合、大体どこを選んでも同じというのが結論です。

というのも、フレッツ光などと違って、auひかりはどのプロバイダを選んでも料金が一緒なんですよね。無料で取得できるメールアドレスの数や、メールボックスの容量等に差はありますが、一昔前ならともかく、いまどきプロバイダのメールアドレスって使わないですよね(笑)Gmailで十分だったりします。

クリックで拡大

スクリーンショット 2017 12 29 19 06 21

参考: プロバイダサービス一覧 | 光ファイバー auひかり:インターネット回線 | au

「大体どこを選んでも同じ」というなかで、それでもここだけは十分に考慮しないとめんどくさい&損するというポイントを紹介しますね。

まずは「支払いに使える方法」

クレジットカードを持っていない人、口座振替で支払いたい人、何らかの理由で窓口から支払いたい人等、光回線の支払いに使いたい方法は人それぞれですよね。プロバイダによっては対応していない支払い方法もあるので、この内容は事前にしっかりと確認することをオススメします。

クリックで拡大

スクリーンショット 2017 12 29 19 06 31

参考: プロバイダサービス一覧 | 光ファイバー auひかり:インターネット回線 | au

二点目は、「キャッシュバックの有無&その金額」です。

プロバイダーによってはキャッシュバックキャンペーンを行っていなかったり、貰える金額が少ないところがあります。例えば「au one net」はKDDI系列のプロバイダなので、一見回線本体とプロバイダーを「au」でまとめられてスマートな印象を持ちますが、残念ながらキャッシュバック金額は¥0。そもそも、auひかりはどのプロバイダを選んでも請求はまとまって送られてきますので、あえて「au」で揃える理由もないです。

そして、キャッシュバックの内容でプロバイダを選ぶとき絶対に気をつけたい点が。

それは、契約する窓口によっては同じプロバイダでもキャッシュバックが発生しないということ。

というのも、プロバイダは代理店(KDDIに委託されて営業を行う会社)と連携してキャッシュバックを行います。代理店を通さない契約では、新規顧客にキャッシュバックが行われないことが多いです。

詳しい説明は「代理店とは」で行いますが、例えば、公式サイトからSo-netに申し込むとキャッシュバックは発生しませんが、インターネットの代理店を経由した場合は「¥35,000~¥60,000」のキャッシュバックを獲得できます。

代理店のなかにはキャッシュバックをごまかそうとする悪質な会社も存在します。このページでは悪質な代理店を見極める方法も紹介しているので、安全にキャッシュバックを得たい方は引き続き読み進めていただければと思います。

よくある質問

twitterやインターネットに投稿されていた質問をまとめてみました。

他社から乗り換えるのは面倒?

乗り換えの方法は、他通信サービスと変わりません。例えばフレッツ光から乗り換えるのであれば、

  1. フレッツ解約時の違約金を確認する
  2. auひかり窓口で申し込み
  3. 乗り換えオプションを検討(他社解約時の違約金を最大¥30,000まで補償)
  4. auひかり開通
  5. 他社サービス&プロバイダ解約

というステップで完了です。auひかり開通前にフレッツを解約してしまうとインターネットが使えない期間が生まれてしまうので注意しましょう。

また、auひかりとは違い、フレッツ光は回線事業者(NTT)とプロバイダ(BIGLOBE, OCN等)の契約が別々になっています。そこで、解約時の連絡は両社にする必要があるのでこちらもまた注意してください。

フレッツ光との違いは?

分かりやすい違いを列挙すると、

  1. auスマホと組み合わせると超安い
  2. 持って無くてもフレッツより安い
  3. 料金体系がシンプル(回線事業者とプロバイダの請求が一緒)
  4. キャッシュバックが多い
  5. 関西で使えない
  6. プロバイダが少ない(7社 vs 300社以上)

という感じ。対応エリアの狭さというデメリットはありますが、基本的な使用感はauひかりに軍配が上がると思っています。基本的な、というのは、オプションの多様さだけはフレッツに勝てないから。フレッツはそのプロバイダの数がオプションの多様さを生んでいます。僕はオプションを全く利用しないタイプなのでアレですが、いずれかのプロバイダに魅力的なオプションがあるという方は、auひかりとフレッツで悩んでしまうかもしれませんね。

物件情報に、インターネット可と書いていないががauひかりは使えるの?

物件情報に表示がなくても、そのエリア自体がauひかりに対応していれば問題なく利用できます。

いまどきインターネットの開通を拒否するオーナーはゼロですので、安心して問題ないですよ!それでも不安という方は、物件の担当者に確認してみると良いでしょう。

開通までの流れ

開通までにかかる目安の期間は以下になります。

タイプ 目安の期間
auひかりホーム 申し込みから1~2か月程度
auひかりマンション 申し込みから2週間程度

そして、開通までの流れはこのようになります。

  1. 提供エリアの確認(参考: 提供エリア検索 | インターネット回線 | KDDI株式会社
  2. 申し込み窓口の検討・決定
  3. 工事日の確認・決定
  4. 宅内機器の受け取り
  5. 工事の立会い・宅内機器とパソコンの接続
  6. 利用開始

ここで注目したいのが、2. の「申し込み窓口の検討・決定」です。

と言うのも、インターネット回線の契約を改めるにあたって、絶対に無視出来ないのが「キャンペーン」「キャッシュバック」といった特典内容。

auひかりは申し込み窓口によって特典の内容が大きく変わります。窓口ごとの特徴をまとめたので、それぞれ比較していきましょう。

1. KDDI公式ホームページから ★☆☆☆

KDDIからすれば最もコストのかからない集客方法で、要は「カモがネギを背負って来る」状態です。

キャッシュバックや目立ったキャンペーンが無く、申し込みユーザーにとって何のメリットもありません。避けたほうが良いでしょう。

2. auショップから ★★☆☆

¥5,000~¥20,000くらいのキャッシュバックが貰えます。金額は店舗によって変わりますので、行き先によっては「キャッシュバックが0円だった」ということも普通にありえます。

キャッシュバック金額の多い店舗を見つけるには、twitterや2ちゃんを注意深く検索してみてください。「大宮の○○店でキャッシュバック¥20,000だった!」等、ネット上にはキャッシュバックについての情報が結構転がっています。

ただし、高額キャッシュバックの店舗が近くにあるとも限りませんし、ネット上の書き込みを見て店舗に行ったら、すでにその金額でのキャッシュバックは終了していたということも多いです。以降で紹介しますが、他に高額キャッシュバックをもらえる方法があるので、auショップでの契約はあまりオススメ出来ないかなー。

とは言えですね、auショップは窓口のお姉さんが色々と丁寧に教えてくれます。ひとつひとつ質問しながら契約を進めたい方にはオススメです。

3. 家電量販店から ★★★☆

ヤマダ電機、ビッグカメラ、ヨドバシカメラ、ケーズデンキ、エディオン、ノジマ、上新電機等、家電量販店でもauひかりの契約を申し込めます。

家電量販店で申し込む場合に多いのが、テレビやパソコンの割引や、任天堂Switch・PS4といったゲーム機のプレゼントキャンペーン。あとは、「○0,000ポイントプレゼント!」みたいな特典もあります。実質的には、¥30,000くらいの特典内容になることが多いですね。

家電量販店で申し込むとお得っていうのは広く認知されているようで、僕の周りもこの方法で申し込む人は多いです。

駅前や郊外など店舗は色んな場所にありますし、欲しい家電やゲーム機があるなら悪くないのですが、一つだけ気をつけたいのが、プレゼントの条件にオプション加入を促されることが多いということ。auひかりで言えば、「ひかり電話とひかりテレビに加入してくれたら特典つけますよ!」みたいなことなんですが、使わないオプションに加入させられちゃうと、せっかく特典をもらっても月額の利用料金が増してトントンになってしまうんですよね。オプションを付けたくない人には不向きです。

4. 代理店のホームページから ★★★★

結局のところ圧倒的にオススメなのがこの方法。

最も魅力的なのはキャッシュバックの金額です。最大で¥50,000貰えるというのは他の窓口ではありえません。

また、家にいながら申込みできるのもポイントです。auショップや家電店で申し込むと、説明がまわりくどかったり、不要なオプションサービスを売り込まれたりして煩わしいんですが、ネットからの申込みであれば不要な営業を受けることなく、5~10分で全行程を終えられます。

しかし、オススメできる点ばかりかと言うとそうでもないんです。代理店の仕組みとその闇を説明します。

代理店とは?

代理店とは、KDDIから委託されて新規顧客の獲得を目指す営業専門の会社を指します。代理店が顧客を獲得するごとにKDDIからインセンティブが発生し、このインセンティブが代理店の売上になっています。

auショップや家電量販店での営業も顧客獲得ごとにインセンティブが発生する仕組みとなっていますが、インターネットで営業を行う代理店は顧客獲得にかかる人件費が安くすむので、他の窓口よりも高額なキャッシュバックが可能というわけです。

代理店とキャッシュバックの闇

KDDIから営業を委託されている代理店は数多いです。そのため、各社共売り上げを伸ばそうと必死の営業努力を続けています。

顧客の獲得に向けてもっとも効果的なのが、高額のキャッシュバックを提供すること。どの代理店も他の代理店に負けないようにと、可能な限りコストを削減して、その分をキャッシュバックに回すという競争を繰り広げてきました。

しかし、そんな競争をいつまでも続けられるはずもなく、「これ以上キャッシュバックに回したら赤字になる!」と困った代理店の一つが、なんとかキャッシュバックの支払いをごまかそうという試みを始めます。

どういった仕組みを考えたかと言うと、キャッシュバックの支払い期日をずーっと先に伸ばしたのです。「1年先の○月に¥○0,000支払います!」と期日を伸ばすことで、受け取りを忘れる人が増え、キャッシュバック予算の数%を回収できると考えました。この思惑は見事に当たり、周りの代理店を巻き込んで更なるキャッシュバック戦争を巻き起こします。

こういった競争のなかでグレーな代理店は増えていきました。支払いまでのプロセスを煩雑化したり、受け取りの期日を限定的にしたりと、看板となるキャッシュバックの金額を釣り上げるために、今でも様々な手法が試されています。

最近はこうした手口が消費者センターに相談され始め、少しずつ代理店の闇も改善され始めてはいるようです。しかしまだまだ安心しきれる状況ではなく、契約申込の際には注意が必要です。

さて、このような悪質代理店を避けるには、どのようなポイントに気をつければよいのでしょうか。

悪質な代理店を避けるには

注意すべきポイントは三つ。

  1. 有料オプションサービスの加入が条件に含まれていないこと
  2. 翌月の支払いであること
  3. キャッシュバックの手続きが簡単であること

この三つのポイントを抑えれば、安心して確かにキャッシュバックを受け取れます。それでは一つずつ解説します。

有料オプションサービスの加入が条件に含まれていないこと

有料オプションに加入すると、キャッシュバックは高額になります。ただし、そのオプションがあなたにとって不要な場合、確実に月額利用料で損をします。オプションが不要な場合、ネットの契約だけでキャッシュバックを受けられる代理店を探しましょう。

翌月の支払いであること

支払いの期日はかなり重要です。翌月に支払ってくれる会社を見つけたら信用して良いでしょう。支払いが10ヶ月~1年先という会社はトラブルになる可能性が高いです。「○年○月1日〜月末までの期間のみ受取可」等の条件が付いている会社はダウト。受け取り期間に先方から連絡してくれることは稀なので、自分でしっかりと期日を覚えていられる方・支払いが先になっても問題ない方以外は、こうした条件を付けてくる代理店は避けてください。

キャッシュバックの手続きが簡単であること

手続きの簡単さも優良店を見極める良いシグナルです。

手続きがめんどくさい代理店は、「指定された期間内にキャッシュバックの申請書を提出し、返送されたアンケートを記入しまたも提出、アンケート提出後に返送された振替払出証書を持って郵便局へ行き、郵便局で本人確認書類 + 振替払出証書を窓口に届けて現金に換金する」といった手順を踏む必要があります。

一方、優良代理店では、申込み後にキャッシュバックの振込先口座を伝えるだけで手続き完了。

ぱっと見のキャッシュバック金額で騙されずに、誠実な代理店を選んでストレスなく契約を進めたいですね。

最新のおすすめ代理店(2018/1/3更新)

数十件存在する代理店のなかから、

  • オプション加入不要
  • 翌月支払い
  • キャッシュバック申請がシンプル

上記3つのポイントに合格する超優良代理店のみを絞り込みました。そのなかで、キャッシュバック金額&特典&その他を考慮した順位付けをしています。

「代理店の数が多すぎて迷っている」「代理店を決めきれない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

ちなみに、ここで紹介するキャッシュバック金額はすべてオプション未加入時のものになります。オプション加入を検討されている方はさらに高額のキャッシュバックを得られる可能性がありますので、改めて各代理店サイトでオプション加入時の金額をご確認ください。また、キャッシュバック適用条件が変更されている可能性もありますので、最新情報は代理店サイトでご確認ください。

1位 ¥4,5000 任天堂Switch等ゲーム機も選べる「S&Nパートナー」

現金でのキャッシュバックもさることながら、任天堂SwitchやPS4といった超人気ゲーム機を負担金なしで進呈している代理店は、現在「S&Nパートナー」のみとなっています。これらゲーム機を特典に選んだ場合は、「ゲーム機 + ¥10,000のキャッシュバック」が特典の内容となります。

いまや任天堂Switchは転売ヤーの影響で、市場でなかなか手に入らないレア物ですからね。実質的に現金のキャッシュバックよりある意味高価と言えるかもしれません。

もちろん現金でキャッシュバックを受ける際も、優良代理店のなかで最も高額の¥43,000となっています。いま一番オススメできる代理店がこちらです。

2位 ¥43,000 顧客満足度No.1「NEXT」

最も実績のある代理店です。楽天リサーチによる「auひかり申込みサイト顧客満足度調査」で、堂々の一位に選ばれています。光回線の代理店としてはかなり有名な会社で、口コミや評判も優れています。

2位 ¥43,000 キャッシュバック還元率100%「NNコミュニケーションズ」

上記NEXTと同率二位がこちらの会社。

当たり前だろ…と言いたい内容ではあるのですが、この業界では珍しい「キャッシュバック還元率100%」。顧客に対してちゃんとキャッシュバックを行っているという安心感があるので、トラブル無く安全に契約を進めたいという方は「NNコミュニケーションズ」をオススメします。

4位 ¥43,000 BUFFALO製ルーターも選べる「アウンカンパニー」

料金は2位の二社と変わりませんが、それらと比べた場合に知名度・信頼度がやや落ちるかな、といった印象の「アウンカンパニー」。「無線LANを使ってインターネットをしたいけど、まだルーターを持っていない」という方は、こちらの高速無線ルータープランがオススメかも。「ルーター+¥38,000」の特典内容となっています。

5位 ¥35,000 「ジェイ・コミュニケーション」

決して悪くはない内容ですが、これまでに紹介した代理店と比べたときに、金額や特典内容で劣ってしまいます。稀にキャッシュバック金額が高額(~¥55,000)になっている時期もありますので、頃合いを見ればこちらの会社が最もお得ということもあり得ます。が、普段の金額を見て今回は5位としました。

まとめ

いまや生活に欠かせない光通信回線。いざ調べてみるまではどこで契約しても同じでしょう?と思っていましたが、各社のサービス内容を比較してみると、細部の違いだけでなく、月額料金やキャッシュバック金額にも大きな開きがあり、適当に契約してたらきっと損してたなーと。調べてみて良かったです。

今回の記事があなたの助けになれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事をシェアする