こんにちは、ひねるです。
突然だけど、「ハイサワー」って知ってる?
これね。主に焼酎やウォッカなんかの度数の高いお酒を割るのに使う飲料の一つで、俗に「割り材」って呼ばれてたりするものなんだけど、コンビニやスーパーで炭酸水の横に置かれているのを見かけたことない?ある?あるけど飲んだことなくない?
いや分かる。だってこのラベルね。漂う昭和感。若者に売る気ゼロのデザイン。仮にこれが目に入ったとしても、若者はこれの隣にあるウィルキンソンとか、甘みが欲しいときは果汁風味のジュースとか選ぶよね。しまいには「サワーでさわやか」とか、やかましいわ。
ハイサワー、我が家へ
そんな昭和丸出しのハイサワー。平成生まれの若者のなかにもこれを買う人はいるという。うちの妻である。なんでや。
正確には買ったわけではないらしい。インターネットで、ハイサワーの無料お試しキャンペーンがあったそうな。そして、応募したら当選したという話。
この話を聞いたとき、正直かなり訝しんだ。そういう無料キャンペーン系ってなんとなくヤバそうな企業が出品してるイメージというか、先入観があった。「それほんとに飲んで大丈夫?身体に入れて平気?」とまで言った。いま思うとほんとうにごめんなさい。妻と博水社さん共にごめん。(博水社: ハイサワーを作ってる会社)
で、よ。完全に飲む気のない僕を説得する妻のプレゼンが始まる。プレゼンと言っても、たったの一言。飲む気のない僕を一発で説得した言葉がこれ。
「タモリさんも絶賛してるんだよ」
はい。食品に対する疑いを取り払うのに、これほど短く、説得力のある言葉が他にあるのでしょうかという感じ。
話を聞くと、どうやら深夜番組「タモリ倶楽部」でハイサワーの特集をしたらしい。そのなかで、ハイサワーはタモリさんの舌を満足させたらしい。
食通で知られるタモリさん。テレビだろうと、スポンサーの商品であろうとマズイものにはマズイとはっきり仰るタモリさん。そんなタモリさんが「美味い」と言ったのである。ハイサワー、信頼に足る!
というわけで、その日の食卓にはハイサワーが並びました。晩御飯は妻特製のタコライス。パッケージにはそのまま飲んでも美味しいとあるので、まずはハイサワーをロックで飲んでみる。思っていた以上のすっきり感。そして、思っていた以上に果汁みが強い。改めてパッケージを確認すると、果汁10%の表記。やるじゃん、ハイサワー!
タモリさんの言葉と実際の味わいでハイサワーに対する警戒心が薄れてくると、色んな飲み方を試したくなってくるもの。そこで、家にある飲み物をどんどん割ってみることに。焼酎、ジン、ウイスキー、トマトジュース。どれも美味い。ご飯と一緒に飲むお酒としても、風呂上がりの喉を潤す一杯にしても、虜になる爽やかさ。とても良い!
ぼくのかんがえたさいきょうのハイサワー(おすすめの飲み方)
はい、ここで突然だけど個人的に超おすすめなハイサワーの飲み方を紹介するね。ハイサワーと出会ってからここ二週間、この飲み方ばっかりしているよ。
じゃん!ピンク色でかわいいですね。これ何が入っているかと言うと、
これです。岩下の新生姜。
「うげー」って思った人!そう、たぶんこれは好き嫌いが分かれる。うげー!って人はたぶんそのうげー!っていう感覚通りの味だから試さないほうがいいです。でも、「いいかも」「ありかも」って思えた人はぜひ試してみて!
とくに塩分の入ったお酒が好きな人にはマジでおすすめしたい!
レッドアイとか、梅干しサワーとかが好きな人。あなたはぜったい気に入ってくれるはずだ!!!
ハイサワーのすっきりとした飲み口と、しょうがのさっぱりとした香りがベストマッチ。口が飽きてきたら、沈めた生姜を一口かじってからハイサワーで流し込んでみて!もうつまみとかいらないから。
ハイサワーの飲み方については、公式サイトでも80種類以上の飲み方が提案されているので、ハイサワーに興味を持たれた方はぜひぜひそちらも眺めてください。生姜ハイサワーに惹かれなかったとしても、あなたに合うこれぞ!な一杯がきっと見つかるはず。
気になるコスパを計算した
「味が良いのは分かった。でも高くつくんだろ?」
そういう人に向けて、ハイサワーでチューハイ一杯を作るのにかかるコストを計算してみた。
分量は市販の缶チューハイと比べやすいように、350mlで。
ハイサワーは基本3:1で割るので、350mlに対して、262.5mlがハイサワー。残り87.5mlが焼酎。
焼酎とハイサワーのサンプル価格は本日付けのAmazon価格で。
宝焼酎 25度 4000ml: ¥2,428
ハイサワー 1000ml: ¥314
¥314 / (1,000ml / 262.5ml) = ¥82
¥2,428 / (4,000ml / 87.5ml) = ¥53
¥82 + ¥53 = ¥135
チューハイの中では群を抜いて美味い(と俺の中で評判の)キリン「本搾り」がAmazonで一本 ¥123なので、比べると¥12高い!果汁の含有率も12%(レモン)とハイサワーが負けている!でも、自分で量や濃さを調節できるので、食事時にちょっとだけ飲みたいとか、気分によって割るお酒を変えたいだとか、飲みたいシーンに応じて柔軟に対応できるのはハイサワーにしかない価値だと思います。なんなら「ポッカレモン」とか「食卓レモン」の代わりに料理に使えるのも◎。
まとめ
今日のブログで伝えたかったことは、
- ハイサワーは見た目に反してとっても美味しい
- その美味しさはタモリ氏のお墨付き
- ハイサワー×岩下の新生姜=最高
てな感じです!
ちなみにタモリさんが番組内で好んで飲んでいたのは、ウイスキーを「ハイサワー梅」で割ったものだったそうです。レモン以外の割り材も試したい!
- きっかけはタモリ! ハイサワー恒例の「倉庫飲み」は酒飲みたちのパラダイスだった しかも無料! – ねとらぼ
- 【わるなら、ハイサワー♪】タモリさんも絶賛!博水社・田中秀子社長の“大人・楽しい”脇役道(後編) – リクナビNEXTジャーナル
2016/10/7 追記:
何やら公式でお得なセットを販売している模様。こちらもチェックどぞ。