ダイエットを継続するには、痩せるための生活や、痩せたからだを維持するための生活を習慣化することが鍵となります。

そして近年の研究では、「行動を記録すること」が習慣化にいちばん効くと分かりました。

つまり、体重を毎日記録することは「痩せよう、健康でいよう」という習慣を身につけるための第一歩。

そこで今回は、ダイエットをする上でどんな体重計を使うとダイエットの助けになるのか?ということを書いていきたいと思います。

ダイエットとは、脂肪を減らして筋肉の量を増やすこと

人の体重は身体を構成する次の要素の総重量で決まります。

  • 水分
  • 内蔵
  • 筋肉
  • 脂肪

このなかで水分や内蔵、そして骨の重さは、大人の身体になればその後ほとんど変化が見られません。つまり、体重を変化させるのは筋肉と脂肪の量ということです。

脂肪だけでなく筋肉が増えることでも体重は増えますが、健康的に痩せるために筋肉は必要不可欠です。筋肉の量が多いほど基礎代謝(何もしてなくても消費するエネルギー)が上がるので、太りにくい体質になります。

筋肉と基礎代謝の関係や太る原因については以下の記事が詳しいので、ぜひ参考にしてください。

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体重の数値で一喜一憂しないこと。水分や筋肉が落ちても体重は減る!

体重を減らすことに重きを置いてしまうと、水分や筋肉の量が減ってしまう危険なダイエットでも、一見成功しているように思えてしまいます。

先に述べた通り、ダイエットで基本となる考え方は「脂肪を減らして、筋肉を増やすこと」です。筋肉や水分の量まで落ちてしまうと、健康的に問題があったり、リバウンドのしやすい身体になってしまいます。

たとえばダイエットの方法として定着しつつある「糖質制限」ですが、このダイエットはまずはじめにバーンと「水分」が抜けます。だから体重の減り自体は早いのですが、このときほんとうに落とすべき「脂肪」が落ちているかというと、案外そうでもないんです。

ダイエットを始めるときって「夏までに5kg痩せる!」みたいな目標を設定しがちなんですが、せっかく食べたいものを我慢して5kg痩せられたとしても、夏が終わってすぐに6kgリバウンドしてしまったらもったいないですよね。痩せるまでの効果が早いダイエットは、リバウンドも早いので注意が必要です。

ダイエットの理想って一時的な体重の増減のことではなくて、健康的に痩せた身体を維持できることだと思います。ですから、体重はあくまで目安と捉えて、ダイエットをするときは「脂肪」と「筋肉」の量に注目することが大切です。

体重計は体脂肪率と筋肉率が分かるものを選んで!

しつこいようですが、ダイエットは「脂肪」と「筋肉」の量が重要です。ですから、体重計は「体脂肪率」と「筋肉率(量)」をはかれるものを選びましょう。

脂肪や筋肉のような、身体を構成する組成分をはかる機械のことを「体組成計」と呼びます。

体組成計では主に以下の組成分をはかれます。

  • 筋肉
  • 内臓脂肪
  • 体脂肪
  • 水分

また、体組成計にはスマートフォンのアプリやWebサービスと連動して、計測データを自動的に記録してくれる製品や、脈拍、筋肉の密度などを調べてくれる製品など、様々なバリエーションで販売されています。

ダイエットにおすすめな3つの体組成計

ダイエットや健康を気にする方の間で特に人気のある体組成計は以下の3つです。

  • Omron(オムロン)「HBF-255T」
  • Tanita(タニタ)「RD-907」
  • Fitbitと連携可能なNokia(Withings)「Body+」

3つのの製品を比較してみたので、体組成計をお探しの方は参考にしてください。

製品名 体重 体脂肪率 内臓脂肪 筋肉量 筋質点数 水分率
オムロン HBF-255T ×
タニタ RD-907
Nokia Body+ × ×
製品名 BMI 体年齢 骨量 基礎代謝量
オムロン HBF-255T
タニタ RD-907
Nokia Body+ × ×
製品名 Bluetooth Wi-Fi 専用アプリ 外部アプリ連携
オムロン HBF-255T × ×
タニタ RD-907 × ×
Nokia Body+

Omron(オムロン)「HBF-255T, HBF-256T」

公式: 体重体組成計 HBF-255T カラダスキャン|体重体組成計・体脂肪計|商品情報 | オムロン ヘルスケア

目立った特徴はないですが、「4秒で計測完了」「50g単位で計測」「乗るだけでユーザーを自動識別」といった機能のほか、盤面のデジタル表示の見やすさや、公式アプリのUI・UXが他の2製品と比べて優れている点など、毎日使うものだからこそ気になるような細かな箇所の使い勝手が抜群に良いと感じます。

「アプリの使い勝手」というポイントは実はかなり重要で、体重や体組成分の推移を確認することを習慣にしようと思ったときに、アプリの使い勝手が悪いと次第にアプリを開くのがストレスになって、それが原因で習慣化に失敗することもあるんですよね。

僕はこれを活動量計で学びました。GarminとFitbitの2種類を持っていますが、Garminのアプリは痒い所に手が届かないと感じることが多くてあんま開かなくなっちゃったんですが、Fitbitに変えてからはほぼ毎日アプリを覗くようになりました。

ダイエットはただでさえ頑張ることが多かったりするので、痩せたからだを維持するためにもストレスの原因になる製品は極力使いたくないですよね。そういった意味で、ダイエッターにおすすめの体組成計と言えるでしょう。

Tanita(タニタ)「RD-907」

公式: RD-906・RD-907|デュアルタイプ体組成計 innerscan DUAL|タニタ

筋肉を量だけでなく質(状態)で見るという、業界初の機能を搭載しています。

たとえば、若いころから体形は変わっていないのに、いざ走ろうと思ったら走れなかったり、子供に逆上がりを教えようと思ったら自分ができなかったという経験はないでしょうか。

これは加齢や運動不足で、筋肉の質(状態)が変化しているからだと考えられます。

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参考: http://www.tanita.co.jp/content/innerscandual/muscle_quality/

タニタの研究結果では、加齢や運動習慣の有無により、筋肉の質が変化することが分かりました。そこでタニタは「デュアル周波数測定」という手法を発明して、この「筋肉の質」をチェックすることを可能にしました。

3つの製品を比較した上記の表でも最多の機能数を誇り、弱点らしい弱点は見つかりません。

しいて言えば、外部アプリと連携のしにくい点や、Wi-Fi接続できない点はマイナスポイント。しかしそれらの弱点を補って余りあるほどに十分な機能を兼ね備えた体組成計と言えるでしょう。

Nokia(Withings)「Body+」

公式: Nokia Body+ | Wi-Fi Body Analyzerスケール

なんといっても「Wi-Fi接続可能」な点が最大の魅力です。

体重の記録を習慣化するためには、わずらわしい作業は極力省きたいですよね。Bluetooth接続の体組成計は都度スマホにデータを転送しないといけませんが、Body+はまさに体重計に乗るだけで計測した情報が即座にサーバーにアップされるので、体重の推移や体組成の変化を記録・閲覧するコストが圧倒的に低いです。

また、オバマ元大統領も付けていたことで有名な活動量計「Fitbit」との連携も可能で、簡単な操作でデータを転送できます。その他にも「Runtastic」や「Nike+ Run Club」など、連携可能な健康&フィットネス系アプリの数は100種類を超えます。

Fitbitを愛用中の方や、すでに活用しているフィットネス系アプリがある方におすすめです。